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ギター音作りのヒント③(エフェクターの使い方)

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音作りのヒント第3回ということで、第1回と第2回の記事をご参考になります

 

ギター音作りのヒント①(音がこもる原因とピックアップごとの選び方や特長について)エレキギターの音作りって本当に難しいですよね かく言う自分も、かれこれ10年以上音作りに悩まされてきました(笑) 結...

 

ギター音作りのヒント②(アンプのEQセッティング方法編~JC-120&JCM900・2000~)JC120やJCM2000や900の具体的なEQの調整について記事にしております...

 

ということで、今回は4つのポイントの3つ目のエフェクターの使い方について説明していきます

  1. ギター本体のセッティング(ピックアップ選び)
  2. アンプ
  3. エフェクター
  4. 本人の腕

 

エフェクターの役割

基本的には補助的な立ち位置で音作りをする必要があります

 

アンプでのドライブサウンドがメインの音で、そこにブースターをかまして歪量を追加することや、ディレイなどで音に効果を与えるなど補助的に使うことが主となります

 

ということで、まず基本的なこれは必要であろうと思う、エフェクターについて解説していこうと思います

 

 

音作りに必要なエフェクターとは?

最低限以下があれば、OKかと

  1. 歪み系(オーバードライブやディストーション)
  2. クリーンブースター
  3. EQ
  4. ディレイ

 

それぞれ解説に行きます

 

①歪み系(オーバードライブやディストーション)

音作りの核となるこれは、外せないエフェクターでしょう

 

オススメは何かと言われると難しいのですが、個人的には「BOSS DS-1」だけでも十分に戦える代物です

 

あと有名どころでは、

  • Suhr Riot
  • Fulltone OCD

なんかも使い勝手が良かったです

 

個人的な感想になりますが、正直音作り次第で、聴き手側はどんなエフェクター使ってるかはわかりません(笑)

アンプごとのクセはあるので、聴くと「マーシャルっぽいな」とか「メサブギーみたいなメタルだな」とか感じることがありますが、当たってるかわからないもんです

 

つまり、エフェクターごとで、低音域、中音域、高音域ごとの特色や、アンプをモデリングしたようなものはありますが、あまりこだわらなくても良いんじゃないかなというのが感想です

 

歪み系エフェクターにお金を使うなら、ディレイとかにこだわった方が良いですね!

使い方

大抵3つのつまみがあります

  • ドライブ(歪み量)
  • トーン(音質)
  • ボリューム(音量)

ここで、重要なのがドライブ量です

 

基本的には12時より上げないことを前提にして使います

あとは、ピックアップの出力の状況に応じて、歪量を調整していくと良いでしょう

 

トーンも同じく12時にセットするのをオススメしますが、中にはキンキンする場合があります

その場合は、9時、10時くらいにすることで、音質をモコっとさせたサウンドにすることが可能です

 

ボリュームはクリーントーンにした時よりちょっと音が大きいくらいのポジションにしましょう

基本的には、エフェクターON/OFF時で音量が変わらないようにするのがベストですね

 

 

②クリーンブースター

必要かどうか迷いましたが、あれば必ず助けになるので、早い段階で導入すると良いと思います

 

代表的なものは

  • Xotic EPブースター
  • VieVie CLIONE
  • D.A-project D.A-Booster

 

上記のいずれかがあれば良いかと思います

 

ちなみに、自分はD.A-project D.A-Boosterを使用しています

 

クリーンブースターの役割は以下2点です

  1. 音を太くする(音瘦せ防止)
  2. 音量UP

使い方

エフェクターの一番前に設置して、つまみは0にしてONにするだけでOK!

 

最初はよくわからないと思いますが、とりあえず入れていくとバンドサウンドに馴染みやすくなるので、非常にオススメですね

 

 

③EQ(イコライザー)(グライコ or パライコ)

これは中にはいらないという方もいると思いますが、ちょっとしたライブの時に音量UPとしてのブースター代わりに使えます

 

また、音質もグッと変化できるので、ギターソロ時に使うのが一番ベスト!

 

基本的には、「音量UP×ギターソロ時の中音域追加」という役目で使うのが一番良いと思います!!

 

グライコ、パライコと両方ありますが、このギターソロに使う用としてはグライコの方が使い勝手は良いです

また、初心者のうちは、周波数で調整してもよくわからないと思いますので、グライコで各周波数帯の特長を知ってからで良いでしょう

 

基本的には

  1. BOSS GE-7
  2. MXR M108SE TEN BAND EQ Limited Ebody

のいずれかで問題なしです

 

使い方

500~1KHzあたりの周波数のレベルを1~2くらい上げます

ここは中音域になるので、抜けを強調します

 

また、3K~8KHzあたりも1程度上げます

ここは高音域になるので、中音域で失った輪郭をここでブーストします

 

こうすることで、ギターソロ時にも活躍する使い方ができます

 

 

 

④ディレイ

残響系としては、リバーブかディレイのどちらかになりますが、どちらかというとディレイがあればOKでしょう

 

というのも、リバーブはアンプ側でセットできますし、かけ過ぎると少しウザいくらいの立体感になるので、ディレイの方がバンドサウンドでは馴染みます

 

こういった残響系は高くなりがちなので、マルチエフェクターが最初はオススメです

 

  1. ZOOM MS-50G マルチストンプ
  2. BOSS Digital Delay DD-7
  3. TC Electoronic Flash Back2

上記の3点はマルチエフェクターなので、おすすめ

自分もTC Electoronic Flash Back2を実際使ってます!

 

使い方

あくまでも、バンドサウンドに馴染むやり方とすると以下の設定が一番しっくりくるかと思います

 

つまみは以下4つが基本的にあります

  1. レベル…ディレイ音の音量
  2. ディレイタイム…音を出してから音が返ってくるまでの時間
  3. フィードバック…ディレイ音を繰り返す回数のこと
  4. モード…ディレイ音自体の音色が変わる

いわゆる「ショートディレイ」というかけ方でOKですね

 

  • レベル 3~4
  • ディレイタイム…1~2(100ms~200msあたり)
  • フィードバック…3~4

こんな感じにセットすると、弾いた後に音がすぐ返ってくるので、サスティーンも稼げる上に音に立体感が生まれます

 

基本はこれでOKでしょう!

 

まとめ

ということで、上記4つのエフェクターを使えば基本的にOKですね

 

楽曲によってはじめて、ワウペダルやコーラスといった機材を追加していくという考え方で増やしていきましょう!!

 

闇雲に増やすと、配線トラブルや持ち運びが大変になります!!!

 

別の機会に自分の過去作ったエフェクターボードを紹介しますね

 

 

 

 

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