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Logic Pro Ensembleを徹底解説!使い方と表現力を高めるDTM活用術

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ピアノやパッドが少し細く感じるとき、音を足す前に試せるのがLogic ProのEnsembleです。同じフレーズに揺れを加え、重なった響きを作ります。

Ensembleは音源ではなく、コーラス系のオーディオエフェクトです。Studio StringsやStudio Brassを読み込む機能とは別です。この記事はEnsembleプラグインの使い方と、実際に作ったピアノ比較を扱います。

Ensembleをトラックに追加する

音源を読み込んだトラックのAudio FXスロットから、Modulation → Ensembleを選びます。MIDIを鳴らす音源はそのままにして、出てきた音へエフェクトを加える順番ですね。オーディオトラックにも使用できます。

下の例ではStudio Grandを鳴らし、モノラル→ステレオ版のEnsembleを使用しました。元の演奏を変えず、Mixだけを変えて効果を比較しています。

まず同じピアノで聴き比べる

バイパス・Mix 35%・Mix 100%の比較

同じオリジナルMIDIをLogicで鳴らした3種類です。聴き比べる音量をそろえて、Mixの違いを確認できるようにしました。

Ensembleバイパス

Ensemble Mix 35%

Ensemble Mix 100%

Ensembleの実際の設定画面:Ensembleバイパス
Ensembleバイパス。
Ensembleの実際の設定画面:Ensemble Mix 35%
Ensemble Mix 35%。
Ensembleの実際の設定画面:Ensemble Mix 100%
Ensemble Mix 100%。

単一のピアノ素材の例です。音の厚みや好みは音源と演奏、ほかの楽器との組み合わせでも変わります。曲へ使うときは、バイパスとの音量をそろえてミックス全体で判断してください。

設定に迷ったらMixから調整する

Mixは元の音とエフェクト音の割合です。35%と100%を聴き比べてみてください。

ピアノなら、鍵盤を弾いた直後だけでなく、次の和音まで残る部分にも耳を向けると比較しやすいかと思います。広がりを確認したいときは、左右が分かるヘッドホンやスピーカーを使ってください。

Voices・LFO・Spreadは何を変える?

Ensembleにはコーラスの声部数を決めるVoices、揺れの速さを変えるRate、揺れの量を変えるIntensityがあります。2つのLFOに加えてRandomも使えます。

Spreadは声部を左右へ分散させる設定です。大きければ必ず良いわけではなく、モノラルにしたときの変化も確認したいですね。Phaseは声部のモジュレーション間の関係、Effect Volumeはエフェクト側の音量調整です。実際の画面は下の比較欄で確認できます。

使いすぎの確認
単体で気持ちよくても、ほかの楽器と重なると輪郭が分かりにくくなることがあります。バイパスと切り替え、ミックス全体で必要な量を決めてください。低音や定位を大きく変える前には、モノラルでも確認します。

Chorusと合わせて試す

Ensembleの重なりが欲しいのか、もっと単純なコーラスの揺れでよいのか迷ったら、Chorusの試聴と使い方も参考にしてください。まずMixを調整し、それでも合わなければ別のエフェクトを選ぶ、という順番で十分です。

仕様の参照:Apple公式:Ensembleエフェクト。掲載した音源と設定画面は、この解説用にLogicで用意したものです。

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