私の今のDTM環境としては、M1チップのMacBook Airを使っています
M系チップが出た当初はDAWソフトが対応していなかったりとマイナスなイメージしか無かったものの、2023年現在では動作に関しては問題なく使えるようになってきているのが現状です
そのため、ある意味ではWindowsと同じではありますが、やはりMacでしか使えないDAWもあるためこの辺りも注目して紹介していきます
MacBookのスペックについて
言わずもがな、MacBook Proであれば、基本的なスペックはOKなのでProを選択するのであれば、ストレージを1TB以上にしておけば後は何でも大丈夫でしょう
問題なのは、MacBook Airの場合
最も安いのスペックは以下の通り
製品名 | MacBook Air |
---|---|
チップ | Apple M1チップ |
バッテリー | 最大15時間のインターネット |
ポート | 2つのThunderbolt(TYPE3のUSB差し込み口) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
価格 | 134,800円(税込み) |
DTMをする上で、割と大切なのはストレージだったりします
256GBでは、色んな音源をインストールしていくと思いますが、中でも有名なNative InstrumentsのKompleteのパッケージを購入して全部インストールしてしまうとそれだけで、256GB分を食ってしまうので、せめて512GBまでスペックUPした方が良いです
自分が購入したMacBook Airのスペックはこんな感じ
製品名 | MacBook Air |
---|---|
チップ | Apple M1チップ |
バッテリー | 最大15時間のインターネット |
ポート | 2つのThunderbolt(TYPE3のUSB差し込み口) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
価格 | 190,800円 |
ストレージは1TBが良かったのですが、価格が爆上がりするので、それであれば外部SSDに任せようと思ったので、512GBにしました
価格が少々高いのですが、個人的にこれまでWindowsを使ってきたのですが、なによりこういったプラグインやライブラリの管理がめちゃくちゃ面倒くさく、どこにインストールされているのかわからないときがありました
Macの場合は、結構簡単に見つかるのと、自分がWebエンジニアやっているので、MacOSとの相性が良いというのもあって、結構使いやすかったりします
DAWの選び方
個人的には以下のポイントで選ぶのが良いかと思います
- まずは極力無料で使える(その後に有料プランに切り替えられるものが良い)
- 有名ソフトであること
- 有料プランに切り替えても楽曲制作に満足いく仕様であること
- 使い方がネット記事にたくさんあること
まずはこれを押さえた上でDAWを選んだ方が良いですね
また、好きな作曲家が使っているから等の理由で選定しもOKです
ただ、その場合はいきなり有料版の購入ではなく必ず無料版があれば一度試してみることをオススメします!
では、なぜ無料版を推奨するかというと「直感的な操作がしやすいか」ここに限るかと思います
もちろん、どのDAWも色んな機能があるので機能を試してもらうのもアリなのですが、個人的には「直感的な操作がしやすい」ソフトの方が、結局は長く音楽制作ができるんじゃないかなと思ってます
この「直感的な操作」に関しては、各々が感じたレベル感で使いやすい、使いにくいを判断すれば良いかと思います
またネット記事が豊富かどうかもDAWを選定する上で大切です
最初の段階ではどうすればいいのか全くわからないので、逆に記事が豊富であればそれを見ながら見様見真似で操作していけば良いので、ここも結構重要だったりします
とはいえ、最初の最初ではそもそもの使い方もわからないと思うので、私が使ってきた中で良かったDAWを選定してご紹介します!!
オススメDAW3選
DAW自体たくさんあるので、10選!とかしても良いのですが、それだと絞れないですよね?
ということで、Macユーザーでも使えるDAWは以下になります!!
GarageBand
Macユーザーなら定番のDAWです
個人的に良かったのが、iPhoneでもGarageBandが使えるのですが、iPhoneで作った音源をMacのGarageBnadに送信できるというところですね
これはAppleユーザーであるなら、ものすごく大きい利点になりますね
というのも、曲で思いついた時にいいメロディーをボイスレコーダーでするのもアリですが、それだと雑音が入ったりしてあまりいい環境とは言えないかなと思います
であれば、iPhoneの中にGarageBandを入れておいて、思いついた時にピアノ音源で簡単に録音してあとからMacで編集するということができるので、初心者には本当に良いかと思います!!
ただ、備え付けの音源が十分かというと、ここは限界があるので、ゆくゆくはLogic Pro等に移行する必要があるかもです
そんなMac版のGarageBandはApple Storeから無料でダウンロードできます
iPhoneはこちら↓
Cubaseシリーズ
国内シェアはなんと1位とか?と言われているCubaseシリーズ
ゆえにCubase関連のネット記事が多くあるので、最初の認証のところやオーディオインターフェースの接続のところでつまづくと思いますが、なんとか自力で解決できるはずなので、初心者のみならずかなり人気の高いDAWです
また、無料版をダウンロードすると今だと、Cubase13の無償版で60日だけの利用でできるそうですが、Steinberg製のオーディオインターフェースを購入するとLEとAIいう最下位グレードではあるものの期間無制限でCubaseを使うことができます
オーディオインターフェースは必ず購入する機材になるので、この時に付属していれば無料で使えるので良いですね
Cubaseは上位モデルにいくほど価格が高いので、最初のうちはまず操作を慣れるということを前提にして進めていきたいので、まずは無料で試していき、いずれは上位モデルにアップデートする方向でOK
個人的にはやはりネット記事が多くあるCubaseから触ってみて他のDAWもかじってみるという方向で、1回だけでも試してみるということをオススメしています
ちなみに、自分が使っているオーディオインターフェースはSteinberg製のUR22 mkⅡというものですが、今はUR22Cになっているようですので、こちらで良いかと思います
CubaseはAIが付属しているのもポイントですね
そんなCubase 13シリーズの価格については以下のようになっております
Cubase AI 13 | 無料(付属用DAW) |
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Cubase AI 13 | 無料(付属用DAW) |
Cubase Elements 13 | 13,200円(税込み) |
Cubase Artist 13 | 39,600円(税込み) |
Cubase Pro 13 | 69,300円(税込み) |
Studio One
個人的にはこれが一番かなぁと思っていて、というのも自分がStudio Oneユーザーだからです笑
以前にもStudio Oneの記事を書いたのでこちらもご参考いただければ!
なによりも価格面が素晴らしく、無料でStudio Oneが使えるのと、上位モデルにアップデートしてもCubaseと比較しても安価に抑えられます
また、最近ではStudio Oneの記事も多くなってきたので、最初の環境構築で詰まることも無いはずです
というよりも個人的には、最初のセットアップ含めてめちゃくちゃ簡単だと思ったのはStudio Oneでした
DAWあるあるなのは、ギターの音が出ないというのが結構あったのですが、Studio Oneの場合はオーディオインターフェース繋げて録音すればOKというくらい単純でした(いや多分慣れれば他のDAWもそんな感じですが笑)
また、付属音源やエフェクト関連が結構良くて、特にミックスする時に色々エフェクトを購入してしまいがちですが、結構元々のものだけでも十分に使えるのが多いので、Studio One買っておくだけでもういいんじゃないかなと思います!
以下の記事でもStudio oneの純正エフェクトについて解説しています
そんな無料版のPrimeのインストールはこちらから
STEP1から順になぞっていけばインストール可能です
Studio Oneの価格についてはこちら
Artist | 13,200円(税込み) |
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Professional | 52,800円(税込み) |
Artist(アカデミック) | 6,820円(税込み) |
Professional(アカデミック) | 26,950円(税込み) |
最後に
- GarageBand
- Mac標準で入っている無料のDAW
- iPhoneとの連携が可能なので、外でも音楽制作できる
- Cubase
- 国内シェア1位
- Cubase関連の記事が多め
- Studio One
- 上位モデルの価格が安価
- セットアップが楽
- 内蔵エフェクトも優秀
DAWは種類がめちゃ多いので、最初は悩みます
ロック系かEDM系かでまた使うDAWが変わったりするそうです
ですが、個人的には使い慣れたDAWが一番いいと思うので、色々触ってみるのも良いかと思います!
今回ご紹介した、3つは基本的ではあるものの、自分が使ってみて本当に良かったと思えたものばかりなので、ぜひ使ってみてください!