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エフェクターボードの組み方(これまでのエフェクターボードもご紹介)

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ギタリストでの永遠の課題のひとつである、エフェクターボードの組み方、、、

そして、どんなエフェクターを使い、どのように配線するかを考えながら、その過程も楽しむことも、また醍醐味のひとつ

 

ということで、今回はこれまで組んできたエフェクターボードを例にしつつ、どのように組んできたか、ご紹介をしていきます

 

初期の頃から現在までの歴史をたどる形となりますので、初心者の方には特に必見です!

それでは、れりごー!

 

初めてのエフェクターボード

 チューナーとディレイ以外は全部BOSS製で固めた、初心者の頃のエフェクターボードです

当時は、どこから手を付けていいのかわからなかったため、王道のDS-1をまず購入してメインとなる歪を入手

その後、カッティング用兼DS-1のブースター要員としてOD-2を購入

当時はメタルが好きだったこともあるので、なぜかメタルゾーンも導入していました(笑)

 

EQはソロの時に音量UP用として歪系の後に設置

 

こうすることで、中域を少し上げつつ音量も上がるようにして抜け感を一気にブーストさせていました

ちなみに、このスタイルは今後ずっと続きます

 

そして、ディレイでギターソロの味付けをする

といった至極シンプルな設計ですね

 

ただ、周りの人たちがいっぱい機材を組んでいたこともあり、段々あこがれるようになってきました

ということで、ここから徐々に機材を増やしていきます

 

第2回エフェクターボード組みなおし

ほぼ、一新したエフェクターボードですね

サイズも一回り大きいボードを購入して、まったく新しいシステムになってます

 

信号の流れとしては、

  1. Poly tune2
  2. dyna comp
  3. VOX v847A
  4. OD-3
  5. Hot British
  6. Ge-7
  7. Flash Back
  8. Multi stomp

 

という感じですね

 

ディレイとEQ以外は全て一新してより理想の音になりました

 

特にメイン歪みである、HOTBRITISHは真空管入りの歪みということもあり、JC-120でもマーシャルアンプで鳴らしているような、素晴らしい歪みです

これは現在でもずっと使い続けているメイン歪みとなっていきます

 

また、当時組み方を間違えたのかわからないのですが、ワウを踏み込むと音量がUPするのと、高域がキンキンすることがあったので、ワウの前段にコンプを入れて音量を均一にして調整していました

 

この段階ではまだ発展途上なため、配線も特にまとめておらず、ノイズに結構悩まされていました

 

そして、このころからコーラスやフランジャーといった飛び道具を使う機会が増えたため、さらに一新することになりました

 

最終形態のエフェクターボード

 

約2年間くらいお世話になったボードです

ボードサイズもかなり大きく、総重量も10kgになるくらい重かったを記憶しています(笑)

 

エフェクターの数もかなり増えたので、スイッチャーの導入、そしてジャンクションボックスも導入したことで、かなりスッキリしたボードになりました

 

エフェクターの流れについてですが、

 

  1. ジャンクションBOX
  2. D.A Booster
  3. VOX v847A
  4. dyna comp
  5. スイッチャー(One Control)
  6. ループ1 TS-9
  7. ループ2 OD-3
  8. ループ3 HOT BRITISH
  9. ループ4 LINE6+GE-7
  10. ループ5 Flash Back
  11. Muliti stomp
  12. ジャンクションBOX
  13. ※チューナーは独立したループに設置

 

ZOOMのMulti stompが優秀過ぎて、飛び道具系はLINE6とこの2つで完全にカバーしてます

追加したのは、LINE6のMM4というモデルで、現在は生産中止の製品みたいです

マルチエフェクターでありながら、アナログ感の出る音なので、少し前の世代の曲なんかにはドンピシャにハマります!!

 

ボードを組む際の注意点としては

 

  1. ケーブルは自作なので、断線に気を付ける(全てFree The Toneのソルダーレスケーブルです)
  2. グランドループが発生しないように、結束バンドを使ってケーブルを束ねる
  3. 電源系統とエフェクター系統のケーブル配線は、なるべく一緒のルートにした方が良い
  4. 音が出ない等のトラブルの際は、一つずつケーブルを外して確認していく

以上ですね

特に、トラブルの際は本当にテンパるので、予備ケーブルは常に持っておくようにしておくといいでしょう

最悪を想定した場合、歪み1個だけで乗り切るくらいの覚悟で、日ごろから練習しておくと、トラブル時でも特に問題なく対応可能ですね

 

そんなこんながあり、かく言う自分も、ライブ当日にトラブル発生し、全く使えない状況となりHOTOBRITISHのみでライブを乗り越えた記憶があります

ということで、やっぱり機材が増えれば増えるほど原因を追究することも困難になり、システムとして不安定な状況が続きます

 

そのため、できるだけコンパクトにということで、最近組んだのがこちら

 

エフェクターボードのコンパクト化

マルチエフェクターを中心に、少しだけエフェクターで味付けしたボードです

こうなると、マルチエフェクターのみでも対応可能ですが、多少味付けすることで、幅広いジャンルに対応ができるようになりました

 

信号の流れは

 

  1. ジャンクションBOX
  2. Poly Tune2
  3. D.A Booster
  4. VOX v847A
  5. GE-200
  6. Multi stomp
  7. Flash Back

と非常にスッキリした形となりました

 

GE-200が特に優秀で、これ1本でも問題はないのですが、スイッチが足りないため、若干の物足りなさを感じてました

 

そして、このGE-200のフットスイッチが壊れたため、また新たなボードを作ることになりました、、、

 

現在のエフェクターボード

本当の意味での最終形態です

 

ただ、これ重さが12kgあったので、実際はBOSS GT1000だけしか持っていきません(笑)

いつか体力に自信がある時だけ、持っていこうかと思います(笑)

とりあえず信号の流れとしては

  1. ジャンクションBOX
  2. D.A Booster
  3. Poly Tune2
  4. VOX 847A
  5. GT-1000
  6.  ループ1 OD-3
  7.  ループ2 HOTBRITISH
  8. ジャンクションBOX
  9. ※BOSS製フットスイッチはGT-1000に接続

という流れになります

ただ、GT-1000自体の音がいいので、あまり使うことは無いかもしれません(笑)

 

一応GT-1000をスイッチャー兼マルチエフェクターとして使う要員としました

 

機会があれば使ってみます(笑)

 

結論ですが

近年は、マルチエフェクターが優秀になってきましたので、これ1台を購入しておけば問題ないかと思います

荷物が多くなるのは年齢を重ねると厳しくなるもの、、、

 

出来る限り、荷物は増やさない方向で検討してみてはいかがでしょうか?

 

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