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DTM作曲は甘くない!挫折回避&上達へ導く正しい向き合い方

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「パソコン一つでカッコいい曲が作れる!」そんなキラキラしたイメージでDTM(デスクトップミュージック)の世界に飛び込んだものの、「思ったより難しい…」「何から手をつければいいか分からない…」と、早々に挫折感を味わっている方はいませんか?

こんにちは!音楽とWEBマーケティングを愛するブロガーです。長年DTMに携わり、数々のDAW(Digital Audio Workstation)の進化を見届けてきました。その経験から断言できるのは、DTM作曲は決して「甘くない」ということです。しかし、正しい知識と心構え、そして適切なステップを踏めば、誰でも必ず上達し、音楽制作の楽しさを満喫できるようになります。

この記事では、「DTM作曲をなめるな」という厳しい現実を踏まえつつ、挫折を回避し、着実にスキルアップするための「上手な向き合い方」を徹底解説します。初心者の方はもちろん、一度挫折してしまった方にも、再びDTMと向き合うきっかけを提供できれば幸いです。

なぜDTM作曲は「甘くない」と言われるのか?挫折のリアル

多くの人がDTMに挫折してしまうのには、いくつかの共通した理由があります。まずは、その「甘くない」現実を直視してみましょう。

操作が複雑すぎる問題

現代のDAWは非常に高機能です。プロの音楽制作現場で使われるツールが、比較的手頃な価格で手に入るようになったのは素晴らしいことですが、その反面、初心者にとっては機能が多すぎて、どこから手をつければ良いのか分かりにくいという側面があります。

DAWの主な機能例:

  • MIDI打ち込み(楽譜作成のようなもの)
  • オーディオ録音・編集
  • ソフトウェア音源(シンセサイザー、サンプラーなど)の利用
  • エフェクト(リバーブ、ディレイ、コンプレッサーなど)の適用
  • ミキシング(各パートの音量や定位の調整)
  • マスタリング(最終的な音圧や質感の調整)

これらの機能を使いこなすには、相応の学習時間が必要です。「直感的に操作できる」と謳われるDAWもありますが、それでも基本的な概念やワークフローを理解しなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。

注意点: 最初から全ての機能をマスターしようとすると、情報量の多さに圧倒されてしまいます。まずは基本的な操作に絞って学習することが重要です。

音楽理論の壁

「感覚だけでカッコいい曲が作れるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、ある程度のレベルを目指すなら、音楽理論の知識は避けて通れません。

  • コード進行: 曲の響きや雰囲気を決定づける和音の連なり。基本的なパターンを知らないと、単調になったり、不協和音だらけになったりします。
  • スケール(音階): メロディやベースラインを作る際のガイドライン。調和のとれたメロディを生み出すには、スケールの理解が不可欠です。
  • リズム: 曲のノリやグルーヴを生み出す要素。基本的なリズムパターンや拍子の概念を知らないと、ちぐはぐな印象になります。

もちろん、理論を知らなくても素晴らしい曲を作る人もいますが、それは稀なケース。多くの場合、音楽理論は作曲の自由度を高め、効率を上げるための強力な武器となります。全く知識がない状態だと、手探り状態が続き、挫折しやすくなります。

参考情報として、音楽理論の基礎を学べるサイトをご紹介します。

曲が完成しないループ

DTM初心者に最も多い悩みが「曲が完成しない」ことです。アイデアはあるのに、それを形にできない。作り始めても途中で行き詰まってしまう。そんな経験はありませんか?

原因は様々です。

  • アイデアがまとまらない
  • DAWの操作に手間取る
  • イメージ通りの音が出せない
  • アレンジ(編曲)が思いつかない
  • ミックスがうまくいかない
  • 完璧を求めすぎてしまう

特に「完璧主義」は曲が完成しない大きな原因です。最初からプロのようなクオリティを目指してしまうと、自分の未熟さに打ちのめされ、制作意欲が削がれてしまいます。

ポイント: まずは「完成させること」を最優先しましょう。クオリティは後からいくらでも上げられます。短い曲でも、シンプルな構成でも構いません。最後まで作り上げる経験が、次のステップへの自信に繋がります。

音作り(シンセ・音源)の沼

DAWには多種多様なソフトウェア音源(シンセサイザー、サンプラー、ドラムマシンなど)が付属していたり、別途追加できたりします。これらを駆使して、自分のイメージ通りのサウンドを作り出すのはDTMの醍醐味の一つですが、同時に底なし沼でもあります。

シンセサイザーのパラメータ(オシレーター、フィルター、エンベロープ、LFOなど)は複雑で、理解するには時間がかかります。また、世の中には無数の音源が存在するため、「どの音源を使えばいいのか分からない」「新しい音源ばかり欲しくなる」といった状況に陥りがちです。

メモ: 最初はDAWに付属している基本的な音源や、質の高いフリー音源から試してみるのがおすすめです。高価な音源を買い漁る前に、手持ちのツールを使いこなす練習をしましょう。

フリーVSTプラグイン情報サイト例:

ミックス・マスタリングという最後の砦

各パートの打ち込みやアレンジが終わっても、それで完成ではありません。楽曲全体のバランスを整え、聴きやすく迫力のあるサウンドに仕上げる「ミックス」と「マスタリング」という工程が待っています。

ミックスでは、各トラックの音量、パン(左右の定位)、EQ(イコライザー、周波数調整)、コンプレッサー(音量差の圧縮)などを調整します。マスタリングでは、最終的な音圧や音質を調整し、リリース可能なレベルに仕上げます。

これらの工程は非常に専門的で、経験と知識、そして良いモニター環境(スピーカーやヘッドホン)が求められます。初心者がいきなりプロレベルのミックス・マスタリングを行うのは困難であり、ここで「なんか音がショボい…」と挫折してしまうケースも少なくありません。

注意点: 作曲・アレンジ段階とミックス・マスタリングは、ある程度切り分けて考えましょう。最初から完璧なミックスを目指すのではなく、まずは「聴けるバランス」を作ることを目標にするのが現実的です。

モチベーション維持の難しさ

DTMは基本的に孤独な作業です。一人で黙々とパソコンに向かう時間が長いため、モチベーションを維持するのが難しいと感じる人もいます。

  • 思うように上達しない
  • 周りに相談できる人がいない
  • 作った曲を聴いてもらう機会がない
  • 他の人のすごい作品を見て落ち込む

こうした状況が続くと、次第にDTMから足が遠のいてしまいます。継続することこそが上達の最大の秘訣であるにも関わらず、その継続が難しいのがDTMの現実なのです。

DTM作曲と「上手に向かい合う」ための心構え

DTMの「甘くない」現実を知った上で、挫折せずに上達していくためには、どのような心構えで臨めば良いのでしょうか?

完璧主義を捨てる勇気

前述の通り、完璧主義はDTM学習の大きな妨げになります。最初から100点を目指すのではなく、まずは60点、いや、30点でも良いので「完成させる」ことを意識しましょう。

「下手でもいい」「音が悪くてもいい」と割り切る勇気が必要です。数をこなすうちに、必ずクオリティは向上していきます。未完成の傑作よりも、完成した駄作の方が、よほど多くの学びを与えてくれます。

「楽しむ」ことを忘れない

DTMは本来、音楽を作る「楽しい」行為のはずです。しかし、学習や練習が義務のようになってしまうと、その楽しさを見失いがちです。

「このフレーズ、カッコいい!」「この音色、気持ちいい!」そんな純粋な感動や喜びを大切にしましょう。難しい理論や操作に疲れたら、一旦休憩して、好きな音楽を聴いたり、ただ自由に音を鳴らして遊んだりする時間も必要です。

ポイント: 義務感ではなく、「楽しいからやる」という気持ちを常に中心に置くことが、継続の秘訣です。

小さな成功体験を積み重ねる

いきなり壮大な目標を掲げるのではなく、達成可能な小さな目標を設定し、それを一つずつクリアしていくことが重要です。

小さな成功体験の例:

  • DAWの基本的な操作を覚えた
  • 簡単なドラムパターンを打ち込めた
  • 好きな曲のコード進行をコピーできた
  • 短い8小節のループを作れた
  • 初めて1曲(たとえ短くても)完成させた

こうした「できた!」という体験が、自信とモチベーションに繋がります。焦らず、一歩一歩着実に進んでいきましょう。

長期的な視点を持つ

DTMのスキルは一朝一夕には身につきません。数週間や数ヶ月でプロレベルになれるわけではありません。スポーツや楽器の練習と同じように、年単位での継続的な努力が必要です。

すぐに結果が出なくても、焦ったり落ち込んだりする必要はありません。「今はまだ途中段階」「少しずつでも確実に進んでいる」と、長期的な視点で捉えることが大切です。

挫折を回避!DTM上達への具体的なステップ

では、具体的にどのようなステップを踏んでDTM学習を進めていけば、挫折を回避し、着実に上達できるのでしょうか?

ステップ1:目標設定 – ゴールを明確にする

まず、「DTMで何を実現したいのか?」という目標を明確にしましょう。目標が曖昧だと、学習の方向性が定まらず、モチベーションも維持しにくくなります。

具体的な目標例

  • 好きなアーティストの曲をカバー(耳コピ)できるようになりたい
  • 歌ってみた動画のオケを作りたい
  • オリジナルのインスト曲を作ってYouTubeにアップしたい
  • 自分のバンドのデモ音源を作りたい
  • EDMを作ってクラブで流したい
  • ゲームや映像に付けるBGMを作りたい

具体的であればあるほど、学習すべき内容や必要なスキルが見えてきます。

ステップ2:環境構築 – 自分に合ったDAWと機材選び

目標が決まったら、制作環境を整えましょう。特にDAW選びは重要です。

DAW選びのポイント

特徴:

  • 機能と価格: 必要な機能が揃っているか、予算に合っているか。無料体験版があるDAWが多いので、いくつか試してみるのがおすすめです。
  • 操作性: 自分にとって直感的に操作しやすいか。UI(ユーザーインターフェース)のデザインも重要です。
  • 情報量: チュートリアル動画や解説記事が多いか。ユーザーが多いDAWほど情報を見つけやすい傾向があります。
  • ジャンルとの相性: 特定のジャンルに特化した機能を持つDAWもあります。

最低限必要な機材

  • パソコン: DAWが快適に動作するスペックのもの。CPU、メモリ、ストレージ容量が重要です。各DAWの公式サイトで推奨スペックを確認しましょう。
  • DAWソフト: 上記参照。
  • ヘッドホン or モニタースピーカー: 正確な音を聴くために重要。最初は質の良い密閉型ヘッドホンがおすすめです。
  • (必要であれば)オーディオインターフェース: マイクや楽器を繋いだり、高音質で音を出力したりするために必要。
  • (必要であれば)MIDIキーボード: 鍵盤でメロディやコードを打ち込む際に便利。

メモ: 最初から高価な機材を揃える必要はありません。まずは必要最低限の環境を整え、スキルアップに合わせて徐々にアップグレードしていくのが賢明です。

ステップ3:基礎学習 – 操作と理論の土台作り

環境が整ったら、いよいよ学習開始です。焦らず、基礎から固めていきましょう。

DAWの基本操作を覚える

選んだDAWの基本的な使い方をマスターします。

  • プロジェクトの作成・保存
  • トラックの作成(MIDIトラック、オーディオトラック)
  • MIDIの打ち込み(ピアノロールの使い方)
  • オーディオの録音・編集(カット、コピー、ペーストなど)
  • 基本的なミキサー操作(音量、パン)
  • 音源やエフェクトの立ち上げ方

公式マニュアルやチュートリアル動画(YouTubeなどに多数あります)を活用しましょう。

最低限の音楽理論(コード、スケール、リズム)

作曲をスムーズに進めるために、音楽理論の基礎も並行して学びましょう。

  • コード理論: メジャーコード、マイナーコード、セブンスコードの仕組みと響き。基本的なコード進行パターン(カノン進行、王道進行など)。
  • スケール理論: メジャースケール、マイナースケール。キー(調)の概念。
  • リズム理論: 拍、拍子、テンポ。基本的なリズムパターン(4つ打ち、8ビート、16ビートなど)。

全てを完璧に理解する必要はありません。まずは基本的な概念を知り、実際にDAWで音を鳴らしながら体感することが大切です。

ステップ4:模倣(耳コピ・カバー) – 先人の知恵を借りる

基礎がある程度固まってきたら、好きな曲や目標とする曲を模倣(コピー)してみましょう。これは非常に効果的な学習方法です。

模倣の効果

  • プロの技を学べる: コード進行、メロディライン、アレンジ、音作り、ミックスなど、多くのことを吸収できます。
  • DAWの操作に慣れる: 実際に曲を再現しようとすることで、DAWの様々な機能を実践的に学べます。
  • 音楽理論の理解が深まる: 理論が実際の曲でどのように使われているかを体感できます。
  • 引き出しが増える: コピーしたフレーズやパターンが、自分のオリジナル曲を作る際のアイデアになります。

最初は簡単な曲や、好きなパート(ドラムだけ、ベースだけなど)からでOKです。完璧にコピーできなくても、その過程で多くの学びがあります。

ステップ5:実践 – とにかく曲を作ってみる

インプット(学習・模倣)と並行して、アウトプット(オリジナル曲の制作)も積極的に行いましょう。

短いループから始める

いきなりフルコーラスの曲を作ろうとせず、まずは4小節や8小節の短いループから作ってみるのがおすすめです。ドラム、ベース、コード、メロディといった基本的な要素を組み合わせる練習になります。

テンプレートを活用する

DAWによっては、特定のジャンル向けのプロジェクトテンプレートが用意されている場合があります。また、インターネット上で配布されているテンプレートを利用するのも良いでしょう。これらを活用することで、曲の全体像を把握しやすくなり、効率的に制作を進められます。

ポイント: 「下手でもいいから完成させる」を合言葉に、とにかく手を動かすことが重要です。完成した達成感が、次の制作への意欲に繋がります。

ステップ6:フィードバック – 客観的な意見を取り入れる

ある程度曲が形になったら、勇気を出して他の人に聴いてもらい、意見をもらいましょう。自分一人では気づけなかった改善点や、新たな発見があるはずです。

フィードバックのもらい方

  • 信頼できる友人や知人: 音楽に詳しい人がいればベストですが、そうでなくても率直な感想が参考になります。
  • DTMコミュニティやSNS: オンライン上には多くのDTMコミュニティが存在します。作品を投稿し、感想やアドバイスを求めましょう。
  • 音楽スクールや個人レッスン: プロの講師から具体的なアドバイスをもらうのは非常に有効です。

批判的な意見に落ち込むのではなく、成長の糧と捉える前向きな姿勢が大切です。具体的な質問(例:「ミックスのバランスはどうですか?」「メロディは単調に聞こえませんか?」)をすると、より的確なフィードバックが得られやすくなります。

ステップ7:継続 – 習慣化する工夫

最後に、最も重要かつ難しいのが「継続」です。DTMを習慣化するための工夫を取り入れましょう。

毎日少しでも触る

たとえ10分でも良いので、毎日DAWに触れる習慣をつけましょう。音色をいじるだけでも、プリセットを聴くだけでも構いません。完全に離れてしまうと、再開するのにエネルギーが必要になります。

仲間を見つける

SNSやオンラインコミュニティでDTM仲間を見つけ、交流しましょう。お互いの作品を聴き合ったり、情報交換したりすることで、モチベーションを維持しやすくなります。一緒に曲を作る(コライト)のも良い経験になります。

参考: DTM関連のコミュニティを探せる場所

  • X (旧Twitter): ハッシュタグ #DTM #DTMer などで検索
  • Discordサーバー: DTM関連のサーバーが多数存在
  • 専門サイトのフォーラム: Sleepfreaks Community など

DTM学習を加速させるリソース活用術

独学でもDTMは学べますが、様々なリソースを活用することで、より効率的に学習を進めることができます。

オンラインチュートリアル・教材

YouTubeやUdemyなどのプラットフォームには、無料・有料問わず、質の高いDTMチュートリアルが豊富にあります。特定のDAWの使い方、音楽理論、ジャンル別の作曲方法など、ピンポイントで学びたい内容を見つけやすいのがメリットです。

書籍

体系的に知識を学びたい場合は、書籍も有効です。DAWの解説書、音楽理論の入門書、作曲・アレンジの教則本など、自分のレベルや目的に合ったものを選びましょう。

DTMコミュニティ・SNS

前述の通り、コミュニティやSNSは情報交換、モチベーション維持、フィードバックを得る場として非常に役立ちます。積極的に参加してみましょう。

音楽スクール・個人レッスン

独学に行き詰まりを感じたり、より本格的に学びたい場合は、音楽スクールや個人レッスンを検討するのも良いでしょう。プロの講師から直接指導を受けることで、効率的にスキルアップできます。疑問点をすぐに質問できるのも大きなメリットです。

オンラインレッスンを提供しているスクールも増えています。

まとめ:DTM作曲は「甘くない」けど、乗り越えた先には無限の可能性がある

DTM作曲は、確かに簡単な道のりではありません。操作の複雑さ、音楽理論の壁、完成しない苦しみ、モチベーション維持の難しさなど、多くの「甘くない」現実に直面します。

しかし、正しい心構えを持ち、適切なステップを踏んで、利用できるリソースを最大限に活用すれば、必ず乗り越えることができます。

挫折回避&上達のポイントおさらい:

  • 完璧主義を捨てる
  • 楽しむことを忘れない
  • 小さな成功体験を積み重ねる
  • 長期的な視点を持つ
  • 明確な目標を設定する
  • 基礎学習(操作・理論)を怠らない
  • 模倣から多くを学ぶ
  • とにかく曲を完成させる
  • フィードバックを積極的に求める
  • 継続を習慣化する工夫をする

DTMは、あなたの創造性を形にし、音楽を通じて自己表現するための強力なツールです。その「甘くない」部分もひっくるめて向き合い、一歩ずつ進んでいけば、その先には自分の手で音楽を生み出すという、何物にも代えがたい喜びと無限の可能性が待っています。

この記事が、あなたのDTMライフをより豊かにするための一助となれば幸いです。さあ、楽しんでいきましょう!

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