最近はなんでも副業になってきましたが、音楽も実は副業が可能なジャンルになってきました
ただ、プログラミングやWEBライターなどと異なり、すぐに稼ぐことは難しいようです
プログラミングも習得までに時間がかかるものの、副業ジャンルとしてはまだ稼ぎやすい方ですが、音楽も方向性を間違えると中々難しいかと思います
そのため今回は、音楽というジャンルの中でどういった案件があるのか、また音楽という土台で副業をするための方法をご紹介していきます
音楽の副業はあるのか?
収益方法をストック型なのかフロー型なのかで方法が異なります
まずストック型ビジネスとしては、ブログやYouTubeの広告収益が挙げられます
またフロー型ビジネスとしては、クラウドワークスなどで案件を受注する手段が主になるかと思います
こういったビジネスモデルのどれを取るかによって異なるので、自身が選択する道としてどういった内容で音楽を副業として進めていくかを検討いただければと思います!!
音楽関係の副業案件について一部ピックアップ
具体的な案件を2つ紹介します
音楽の副業としては、以下のような案件があるようですね
案件名 | 睡眠導入やリラックス音楽の作成 |
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依頼内容 | YouTubeでよくある睡眠導入音楽や勉強に集中できる音楽を作成 |
単価 | 2000円 |
条件 | YouTube動画編集の経験・実績のある方 |
案件名 | 大手ライバー事務所で音楽系インフルエンサーとなりライブ配信をする |
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依頼内容 | 大手ライバー事務所に所属して、ライブ配信をする |
単価 | 契約金額を100円に設定(時給2000円以上の可能性もある) |
条件 | ・18歳以上・男女問わず・国籍が日本の方 |
探せば意外とあるものですね
これらは初心者にも実績が積みやすい案件かと思います
特に、音楽制作ものは単価が低くても実績を積むことが可能なので、このような案件を受けることはアドバンテージになるかと思います!!
副業音楽の単価相場について
クラウドワークスやココナラといった音楽制作ものの案件では、1,000円~50,000円と幅はかなりありますが、案件によっては高単価も期待できそうです
一方、音楽講師の案件の時給相場は、1,500円~5,000円になりそうですが決して時給が低いというわけではないですし、副業と考えたら時給1,500円でもかなり高いほうですね
ただ、一方でAudio StockやYoutube、ブログといったストック型ビジネスではヒットすれば大きな収益を期待できる一方で無給が続くこともあるため、注意が必要そうです
音楽関連の副業に10選
音楽で副業が可能な種類を紹介していきます
クラウドソーシング
- 価格や業務内容が事前に依頼人から提示されているので、自分のスキルに合った案件にチャレンジが可能
- 実績を積むのに最適
- 単価が低い
- 案件が受けられない
クラウドワークスやランサーズなどでは、案件が豊富である一方で案件が受けられないということも、クラウドソーシングではあるあるです
これは、別に音楽だからというわけではなくプログラミングの案件でもそうです
そのため、まずクラウドソーシングとしての実績を積むことが必要なので、全く関係のないブログ記事作成案件や動画作成・編集案件で実績を獲得していく、あるいは自身のYoutubeチャンネルなどでポートフォリオを提示するなど、事前対策が必要です
スキル販売
スキルを販売する場所としては、ココナラですね
または自身のブログやYouTubeからダイレクトメールで仕事を獲得することもスキル販売になります
- 自身のスキルを売るため、例えばギターやピアノ演奏のレコーディングや楽曲提供、ミックス作業など自由に売ることが可能
- 取引先からリピートされることもあり、実績を積むことで長期取引も可能
ギター演奏だけでも、数多くの方が参戦しているので演奏だけでのスキル販売はかなり激戦区。もっとニッチな効果音職人やBGM制作など幅広いスキルが必要になることも有り得そう
現在ではかなり激戦区になり、演奏者を狙うにも上位表示される方々に持っていかれることもあり得る
そのため単価をグッと下げて実績を積むか、もっと別のニッチなスキルを販売することが求められそうです
ライブ活動
ライブも実際は結構良い副業だったりします
ただし、それには固定客となるファンを掴む必要があります
ただライブするだけでは中々厳しいので、
- コンセプトによってはチェキなどでライブ会場に来たファンとの交流を深める
- ライブTシャツや音源販売など物販をする
- 複数のバンドを集めてライブを主催して、バンド同士の交流やライブ活動から収益を得る
- 路上ライブやライブ配信アプリでゲリラ的にライブ活動を行いスパチャ(投げ銭)を得る
などライブ活動と言っても幅は広いので、ただステージに出演するだけで無く、その後のマーケティング活動を行うことで副業から本業になる可能性もある魅力的な方法です。
楽器の講師(レッスン)
求人などでも、個人でSNSを通じて1 on 1形式でレッスンをするのも手です
- 求人からの案件を受けた場合は、時給制のため安定して稼ぐことが可能
- 個人で教えるにしても、比較的に自由にレッスンすることができる可能性があるため、副業には向いている
- 最近ではリモートレッスンも流行っているので、場所を選ばず全国にいる方々がお客さんになるのは大きい
- 自身のスキルが高いことが求められる
- 音楽理論などある程度音楽の知識も必要
- レッスンの事前準備に時間がかかることもあるため、トータル的な時給換算をすると割に合わない場合もある
このあたりは塾の講師にも近いものがあります
しかし、人に教えるということは自身の知識が足りない部分に気づくこともあるので、足りない部分は学習していくことで、自分のためのレッスンにもなるので、経験としてはかなり良いかと思います
スタジオミュージシャン
スタジオミュージシャンは、レコーディングスタジオやアーティストのライブで楽器演奏をする仕事です
特に音源提供のみの依頼がある場合、自分と依頼者の間に距離があっても、音源データを送信することで仕事が成立します。これは限られた時間で行える副業として適しています!
具体的な例を挙げると、以下のようなケースが一般的です
- 作詞・作曲家がギター演奏を必要とする場合
- 作詞・作曲家が自身でギターを弾けない場合、スタジオミュージシャンにギターの演奏を依頼することがあります。この際、音源データを送信して協力することで、完成度の高い楽曲を制作できます。
- バンドメンバーが不足している場合
- バンドがドラマーを抱えていない場合、スタジオミュージシャンにドラムの音源を提供してもらうことがあります。これにより、バンドの音楽制作を円滑に進めることができます!
自身のスキルやコミュニケーション能力があることが求められますが、スキルに自信がある方には非常にオススメです!
音楽サブスク配信サービス
自作楽曲をSpotifyやApple Musicのような音楽配信サービスから配信して、再生数に応じて収益を得る方法もあります
一般的にはディストリビューションサービス(音楽配信代行サービス)を使用して、各音楽配信サービスに自信の楽曲を配信してもらいます
以下、いくつかピックアップしてみました
BIG UP!
- アーティストが自身の楽曲を簡単に世界中の配信ストアに登録できるプラットフォームです。
- 音楽ファンドやアナログレコードの製造・販売、音楽メディアでのアーティスト紹介など、さまざまなサービスも提供しています
- BIG UP!公式サイト
narasu
- narasuは、SpotifyやApple Musicなどの音楽配信ストアへ楽曲の登録を代行するサービスです
- アーティストが自身の楽曲を簡単に世界中の配信ストアに登録できるプラットフォームです。
- 無制限に多くの楽曲を配信でき、プロ・アマを問わず音楽を愛する全てのアーティストが、自らの楽曲を手軽に世界へ向けて発信できる機会を提供しています。
- narasu公式サイト
TuneCore
- TuneCoreは、SpotifyやApple Music、Amazon Music、Deezer、Tencent、TikTokなど150以上のダウンロードとストリーミングストアを通じて音楽を販売するためのサービスです。
- アーティストは、低い年間一括料金で自身の音楽をこれらのプラットフォームに登録できます。
- TuneCoreを利用することで、アーティストは売上の100%と権利を保持しながら、世界中で音楽を配信できます
- TuneCore公式サイト
AudioStockによる楽曲販売
Audio Stockでは自信で作成した楽曲や効果音などの作品を販売することが可能です
主には
- BGM(インスト)
- 効果音・SE
- ボイス・ナレーション
- 歌もの楽曲
の4つのジャンルで登録が可能です
アカウントを作成して楽曲登録にあたり審査があります。この審査に関しては基準があり、品質が十分に達していないと落ちることもしばしばあるようです
ただ、最近収益にあたり販売実績に応じて報酬が変わるという制度になったため、これから始めるという方に関してはこのあたりについては要チェックです
以下の記事にまとめてますので、ぜひチェックしてみてください!
YouTube・TikTokによる広告収益(動画作成)
かなり一般的ではありますが、YouTubeで動画を投稿することも有益な手法の一つです
自信の楽曲を発表する場にも使えますし、または機材のレビュー動画やレッスン動画を配信して、ダイレクトメールにて生徒を募集するなどただ広告収益を期待するだけでなく、案件につながるように戦略を立てれば収益の幅が広がります
また、クラウドソーシングなどの案件獲得にあたりある程度実績やポートフォリオを提示したい時なんかには、YouTubeはかなり便利なサービスですね
無料で配信が可能なのと、動画配信の内容は何でも良いというのが音楽活動をする上では楽な部分ではあります
音楽メディアの運営(ブログ)
雑記ブログや特化ブログなど音楽メディアの運営で収益化する方法もあります
収益化の方法としては、Googleアドセンス、アフィリエイト、自信の商品販売などです
商品販売に関しては、
- AudioStockに楽曲の販売を促す
- YouTubeにアップロードした動画の再生をブログでも掲載する
- 楽器講師やレコーディングなどスキルを販売するページに促す
など、ブログを通じて別のサービスに展開する方法ですね
音楽を聴くだけで稼ぐ
Currentというアプリでは聴くだけでポイ活ができるサービスになっています
稼ぐ方法としては以下の4つの方法となります
- 音楽を聴く
- アンケートに回答する
- 広告アプリで遊ぶ
- 友達に紹介
換金方法としてはPayPalでのみ換金となるようです
詳細については以下の記事にまとめています!
音楽による副業における注意点
会社の就業規則を確認する
副業であるため、会社員の方が副業にチャレンジすることが多いかと思います
この場合会社の就業規則を確認し、副業がOKかどうかを確認しておきましょう
企業によっては、副業がNGの場合もあったり、申請が必要であったりします。この工程を省いて副業を開始すると後々トラブルになりかねないため、事前に確認をしておくようにしてください
確定申告が必要になる場合がある
一定以上収益を得ると、自治体に確定申告が必要な場合があります。
以下ポイントをまとめてましたが、詳細は国税庁HPをチェックするようにしてください
- 副業の所得が20万円以上の場合:
- 副業で得た所得が年間20万円を超える場合、確定申告が必要です。
- 給与所得者が副業によって20万円以上の所得を得た場合には、本業の勤務先での年末調整とは別に、個人で確定申告を行う必要があります。
- 所得の区分:
- 副業の所得は、一般的には「雑所得」または「事業所得」になります。
- 「雑所得」は、アルバイトやパートなどの給与所得以外の所得を指します。
- 「事業所得」は、個人で行っている副業の所得で、帳簿付けが必要です。
- 注意点:
- 給与所得者が副業をしている場合は、本業の勤務先での年末調整とは別に、副業の確定申告を行う可能性があります。
- 副業の所得によって選べる確定申告方法は異なりますので、具体的な手順については専門家に相談することをおすすめします
国税庁HP:確定申告が必要な方
まとめ
音楽で副業といっても単純に音楽制作をするだけでなく、メディア運営やSNSなどを活用することで可能性を広げることができそうですね
また、TickTokでバズを狙うことができれば一気に知名度も獲得することができ、案件につながることも期待できそうです
また、クラウドソーシングやココナラなどで自分で案件を獲得する方が稼ぐという観点ではてっとり早く収入を得ることができるので、モチベーション維持としても良いですね!