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Logic Pro Delay Designer 完全攻略:サウンドを劇的に変える魔法のディレイテクニック

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ディレイをテンポに合わせたいけれど、300msと600msではどのくらい違うのでしょうか。今回はDelay Designerで同じドラムを録音し、まず1タップの間隔を聴き比べます。

Delay Designerとは?

複数の遅延音を作れるマルチタップディレイです。タップは最大26個で、時間・レベル・フィルター・ピッチ・パンを個別に調整できます。

約10秒のドラムで、300msと600msを比較

Tap Aの時間を変えたときの音を聴き比べてみてください。

Delay Designer OFF

Tap A 300.0ms(100 BPMの8分音符)

Tap A 600.0ms(100 BPMの4分音符)

共通項目設定
タップ数 / Tap Level / Pan / Spread1 / 0dB / 中央 / 100%
Sync / Grid / SwingON / 1/16 / 50%
Feedback Enable / Filter / PitchOFF / OFF / OFF
Dry / Wet0dB / −12dB
Delay Designerの実際の設定画面:Tap A 300.0ms(100 BPMの8分音符)
Tap A 300.0ms(100 BPMの8分音符)。
Delay Designerの実際の設定画面:Tap A 600.0ms(100 BPMの4分音符)
Tap A 600.0ms(100 BPMの4分音符)。

基本操作:1タップの時間を変える

Audio FXのDelay → Delay Designerから挿入します。今回のテンポは100 BPM。4分音符は600ms、8分音符は300msです。計算は60000÷BPMで4分音符のミリ秒数を求め、8分音符ならさらに2で割ります。

Tap Aの時間を300.0msと600.0msへ変更しました。Sync ON・Grid 1/16・Swing 50%で、FeedbackはOFF。タップを増やした複雑なリズムの比較ではなく、遅延音が入る位置の違いを確認する素材です。

タップを増やす・選ぶ・調整する

エディタのタップ作成パッドやタップディスプレイからタップを追加できます。作成後は時間順や名前で対象を選び、Tapパラメータを調整します。選択中のタップと全体の設定を混同しないよう、まず1つのタップで動きを確認すると分かりやすいです。

  • Delay:原音からそのタップまでの時間。
  • Level/Mute:タップの音量とミュート。
  • Pan/Spread:定位とステレオ幅。
  • Filter:ハイパス・ローパスでタップの帯域を調整。
  • Pitch:有効にするとタップの音程を変更。

FeedbackとDry/Wet

Feedbackは、選んだ1つのタップの出力を入力へ戻す全体の設定です。各タップへ個別のFeedbackノブがあるわけではありません。

スネアやハイハットの後ろに入る音の位置へ注目してみてください。

複数タップへ広げる使い方

1タップの違いが分かったら、300ms・600ms・900msなどへ別のタップを置き、後ろのタップほどLevelを下げてみてください。左右へPanを振れば、時間と定位を組み合わせたパターンも作れます。

Delay Designerのタップ設計と、LFOを使ったModulation Delayは操作が異なります。周期的に揺れるディレイを作りたいときは、Modulation Delayの比較記事も参考にしてください。

センドで使う場合

Auxへ挿す場合はDryをMuteにし、遅延音だけを戻す方法があります。そのAuxの後ろへサイドチェイン対応コンプレッサーを置くと、原音が鳴る間のディレイを抑える構成も作れます。

まとめ

まず1タップで時間・Wet量を決め、必要な遅延音だけを追加すると原音との関係を追いやすくなります。100 BPMの300msと600msを聴き比べ、曲に合う間隔から試してみてください。

参照:Apple公式:Delay Designerの概要。

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