今、話題の「竜とそばかすの姫」を映画館で観てきました!
予告編を見てみると、期待感がすごい高まっていました
サマーウォーズ感も漂う雰囲気もあり、新しいインターネットの世界での在り方や付き合い方なんかをテーマにしているのかなと思って、わくわくしながら観に行きました!!
ということで、一個人の感想をつらつら書いていきますので、気になった方はぜひご覧いただければ!
面白かった・よかった点
ズバリ、映像と音楽がずば抜けてよかったと思います!
これに関しては、様々な方が評価をしておりました!
「竜とそばかすの姫」観賞。
最高傑作でした。
喪失と、人とひとのつながりの話。
歌のシーンも多いので、ぜひ映画館の音響でをオススメします。忍くん、超イケメン(ネタバレに配慮した感想) pic.twitter.com/S6vKzBf53M
— みづき🌛 (@i1QnIKIX8wJ5kFm) July 17, 2021
竜とそばかすの姫
映像と音楽が素晴らしかった‼️
仮想空間が現実に及ぼす影響。
逆もまたしかり。美女と野獣を思わせるシーンもあり
楽しめました😁
さて、サントラ探そう😆 pic.twitter.com/tY6Edlntgn— ぐみ(I call that dog gummi.) (@gummi_cinemaluv) July 23, 2021
「竜とそばかすの姫」見てきた
ベルちゃん映像がきれいでした。
歌も良かったです。
現代版美女と野獣でした。 pic.twitter.com/ZoHkFi1Ews— daice (@daice_0627) July 22, 2021
とまぁ、映像と音楽に関しては皆さんかなりの高評価ポイントでした!
個人的にも、映像と音楽の迫力に関しては、映画館で観るべきだし、これ目的でも観て損はないかなと思います!!
ただし、評価されているポイントって探しても映像と音楽を評価している点が特に目立っていました
内容に関する評価は、実はあまり無くてここが今回のレビューポイントになっていると思います
面白くなかった・良くなかった点
これはこの一言でしょう
ストーリーが入ってこなかった
これは、僕が人と違う感性だからおそらく内容が頭に入って来なかったのだろうと思ってます
一応、僕なりに今回の物語をまとめると(以下ネタばれです!)
- 幼いころの鈴はお母さんと歌を歌うことが大好きで、そんな音楽に囲まれた生活を高知県の田舎でしていた
- ある日、お母さんは大雨で川の増水されて取り残された子どもを助けるために、一人救助に向かうが、亡くなってしまった
- 母を亡くしてから歌うことが出来なくなっていて、生きる気力が無いまま生活を送っていたが、ある日友人のヒロちゃんからとあるアプリを紹介される
- 主人公鈴がそのアプリ「U」という世界に「ベル」となり、歌姫になった
- 瞬く間にベルは世界中で話題となり、一躍の有名人に
- そんなある日のコンサートに竜と呼ばれる暴君が現れ、コンサートはめちゃくちゃに
- しかしベル(鈴)は竜のことを気になり始め、彼を追うように
- Uの世界では竜のことを追い、現実世界では幼馴染のしのぶ君から心配されるようなシーンが度々起こる
- そして、ある日しのぶ君から、鈴はベルということを暴露される
- と同時に、竜の正体が身バレする危険性があることが発覚
- 鈴はなんとか、竜の正体と現実世界で接触することに成功したが、竜の正体は虐待されていた子どもであった
- その子どもは鈴のことを信用していないため、通信が途絶えてしまった
- 鈴はもう一度連絡を取れるように、Uの世界でベルというアバターを鈴という本人に身バレをし、歌を歌う
- その後、子どもと連絡が再度取れたが、父親にバレてしまったため、住所を聞き出すことに失敗
- 防災無線の音やビルを解析することで、だいたいの場所を特定できたがそこは東京都であった
- 鈴一人で、夜行バスに乗り東京に単身乗り込み、奇跡的に子どもと接触
- 途中、子どもの父親に見つかってしまうが、鈴の眼力により逃げてしまう
- そして、鈴が高知県に戻ってきました
なんとか、思い出して書いてみましたが、だいたいこんな感じだったと思います
ツッコみどころを挙げるとキリがないのですが、
- 母親と歌うことが好きという描写が、一応それっぽいのがあるが、セリフが無かったので、思い出の一部かと思いスルーしていた
- 鈴が歌えなくなった理由が良くわからない(母の死がきっかけ?それともまた別の理由?といった描写が無かった)
- 鈴がいじめられている描写があったものの、後半から薄くなっていった
- 物語後半のカミシンとルカちゃんの恋愛シーンがあったが、別にいらないと思った
- 竜の正体がこれまでの物語で登場してきた、しのぶくんかカミシンかと思いきや全く知らない中学生であり、唐突な登場により感情が入りずらかった(確かに伏線のようなことはあった)
- そして、しのぶ君の立ち位置がただのイケメンキャラだけであり、物語のキーパーソンとしては薄くなってしまったこと
- なにより、虐待している現場に女子高校生単身で向かうということが非現実的であり、また緊急性があるのに夜行バスで向かうというこれまた非現実的な手段で、本当に緊急性があるのか、緊張感がまるで無かった
- 無事、中学生たちを保護することができたが、最後中学生たちはどのようにして、解決をしていったのか、警察等に相談できたのか等、何も情報なしに、鈴は高知県に戻ってきたため、終始よく分からなかった
2時間の映画で全てを表現することは難しいにしても、後半の駆け足感は置いてけぼりになるのではないでしょうか
個人的には、「しのぶ君が竜の正体で、ベルに救われた」というラブストーリー的な展開の方がわかりやすかったのではないかなと思いました
特に、虐待に関してはシビアな話題であり、確かにを通じて助けを求めるというメッセージ性には共感が持てますが、あまりにも駆け足過ぎて、感情移入ができませんでした
また、それ以外にも
- 母の死
- 鈴の飼っている犬の片足が無かった
といった、シビアなところの描写が暗さを出していましたが、このあたりのメッセージ性がイマイチ掴めませんでした
最後に
ストーリーはわかりやすいものが一番ですが、こういった考察ものも楽しいです
しかし、あまりに詰込み過ぎた内容では、ストーリーが入ってこず、考察ができないというアンバランスな内容になってしまいました
個人的には、映像と音楽がものすごくよかったので、あとは視聴者が置いてけぼりにならないようなストーリー仕立てをして欲しかったなぁ~という気持ちです
ともあれ、作品自体は好評ですので、これからご視聴いただければよいのではないでしょうか!?