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無料で始めるDTM:必要なソフトと機材まとめ

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「DTMを始めたいけど、お金がかかりそう…」「まずは無料で試してみたい」そんな風に思っている方も多いでしょう。実は、DTMは無料のソフトウェアと最低限の機材だけでも十分に本格的な音楽制作が可能です。

この記事では、完全無料または低予算でDTMを始めるための具体的な方法を、2025年最新の情報でお届けします。高品質な無料DAWソフトから、コストパフォーマンスに優れた機材まで、実際に使える情報のみをご紹介します。

無料DTMで実現できること

  • プロレベルの音楽制作環境
  • 数百種類の高品質楽器音源
  • 本格的なミックス・マスタリング
  • 商用利用可能な楽曲制作

完全無料で使えるDAWソフト

1. GarageBand(Mac限定)

Macユーザーなら、GarageBandが圧倒的におすすめです。無料とは思えない高機能を提供しています。

GarageBandの特徴

  • 価格: 完全無料(Mac標準搭載)
  • 付属音源: 2,800以上の楽器・ループ素材
  • 機能: 多重録音、MIDI編集、エフェクト処理
  • アップグレード: Logic Proへのスムーズな移行可能
  • 制限: 特になし(商用利用も可能)

GarageBandでできること

  • ポップス・ロック・EDM・ヒップホップの制作
  • ボーカル録音とピッチ補正
  • プロ品質のドラムサウンド
  • Logic Pro互換プロジェクト作成

2. Reaper(60日無料試用)

Windows・Mac両対応で、60日間完全無料で使用できます。その後も7,150円という破格の価格です。

Reaperの魅力

  • 価格: 60日無料→$60(約7,150円)
  • カスタマイズ性: 界面を完全にカスタマイズ可能
  • 軽量性: 低スペックPCでもサクサク動作
  • 拡張性: 豊富なプラグイン対応
  • 更新: 頻繁なアップデートで機能向上

3. Studio One Prime(完全無料)

PreSonusが提供する無料版DAWで、制限はありますが十分実用的です。

Studio One Prime できること

  • 無制限のオーディオ・MIDIトラック
  • 9つの付属エフェクト
  • 1つのソフト音源(Presence XT)
  • 基本的なミックス機能

制限事項

  • サードパーティプラグイン使用不可
  • ReWire機能なし
  • 上位版へのプロジェクト移行制限

4. Cakewalk by BandLab(完全無料)

元々有料だったSonar Platinumが完全無料化されたDAWです。

Cakewalkの特徴

  • 価格: 完全無料(要BandLabアカウント)
  • OS: Windows専用
  • 機能: プロ仕様の全機能が無料
  • 音源: TH3 Cakewalk Edition等の高品質音源付属
  • 更新: 定期的なアップデート継続

無料で入手できる高品質音源・プラグイン

無料ソフト音源(VSTi)

必須無料音源コレクション

1. ピアノ音源

  • Piano One: 最高品質の無料ピアノ音源
  • Keyzone Classic: 88鍵フルサンプリング
  • Salamander Piano: オープンソースの高品質ピアノ

2. ドラム音源

  • MT Power Drum Kit 2: 高品質ドラムキット
  • Sitala: 直感的なドラムサンプラー
  • Steven Slate Drums 5.5 Free: プロ仕様ドラム音源

3. シンセサイザー

  • Vital: 現代的なウェーブテーブルシンセ
  • Surge XT: オープンソースの多機能シンセ
  • TAL-NoiseMaker: アナログ風シンセサイザー

4. オーケストラ音源

  • VSCO 2: 無料オーケストラ音源の定番
  • Sonatina Symphonic Orchestra: 軽量で高品質
  • BBC Symphony Orchestra Discover: BBCの無料版

無料エフェクトプラグイン

無料エフェクトの必須プラグイン

Analog Obsession(全て無料)

  • BUSTERse: SSL風バスコンプレッサー
  • BRIT2076: 1176風コンプレッサー
  • CHANNEV: Neve風チャンネルストリップ
  • TREQBLUE: Pultec風EQ

その他の高品質無料エフェクト

  • OTT by Xfer: マルチバンドコンプレッサー
  • TDR Nova: 高機能パラメトリックEQ
  • Valhalla SuperMassive: 空間系エフェクト
  • Klanghelm DC1A: 単純で使いやすいコンプレッサー

最低限必要な機材と予算

完全最低限セット(予算1-2万円)

超低予算DTMセット

  1. 既存のPC/Mac: 0円(メモリ8GB以上推奨)
  2. 無料DAWソフト: 0円
  3. ヘッドホン: 3,000-8,000円
  4. USB-MIDIキーボード: 5,000-10,000円(オプション)

合計: 8,000-18,000円

推奨セット(予算3-5万円)

本格開始セット

  1. DAWソフト: 0-7,000円(Reaper等)
  2. オーディオインターフェース: 10,000-20,000円
  3. モニターヘッドホン: 8,000-15,000円
  4. MIDIキーボード: 8,000-15,000円
  5. マイク: 5,000-10,000円(録音する場合)

合計: 31,000-67,000円

具体的な機材おすすめ商品

コスパ最強ヘッドホン

ミドルクラス

  • Audio-Technica ATH-M50x: 世界的定番
  • Sony MDR-CD900ST: 日本のスタジオ標準
  • Beyerdynamic DT770 Pro: 高解像度サウンド
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beyerdynamic DT 770 PRO 250 Ohm【ヘッドホン】

おすすめオーディオインターフェース

予算別おすすめオーディオI/F

エントリークラス

  • Behringer U-Phoria UM2: 超低価格ながら実用的
  • Focusrite Scarlett Solo: 1in/1outのシンプル設計

ミドルクラス

  • Focusrite Scarlett 2i2: 最も人気の高いモデル
  • Steinberg UR22C: USB-C対応モデル
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MIDIキーボード選び

鍵盤数別おすすめ

25鍵(省スペース重視)

  • AKAI Professional MPK Mini MK3: 多機能コンパクト
  • Native Instruments Komplete Kontrol M32: 高品質キーベッド

49鍵(バランス重視)

  • M-Audio Keystation 49 MK3: シンプルで使いやすい
  • Novation Launchkey 49 MK3: Ableton Live連携に特化

61鍵(本格演奏対応)

  • KORG microKEY2-61: 超薄型設計
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無料で学べるDTM学習リソース

YouTube チャンネル

無料DTM学習チャンネル

  • DTM初心者講座系: 基本操作から応用まで
  • 楽曲制作実況系: プロの制作過程を学習
  • 機材レビュー系: 購入前の情報収集
  • 音楽理論解説系: 理論的な裏付けを学習

無料サンプル・ループ素材

高品質無料サンプル配布サイト

  • Freesound.org: 世界最大の無料音源データベース
  • SampleSwap: ジャンル別整理された無料サンプル
  • Looperman: ユーザー投稿型サンプルライブラリ
  • LANDR Samples: 月100個まで無料ダウンロード

無料DTMの制約と解決策

よくある無料版の制限

無料版でよくある制限と対策

1. トラック数制限

  • 制限: 同時に使えるトラック数が限定
  • 対策: オーディオ化(バウンス)で実質無制限

2. エクスポート制限

  • 制限: 出力形式や品質が限定
  • 対策: 別のDAWで最終出力を行う

3. プラグイン制限

  • 制限: サードパーティプラグインが使用不可
  • 対策: 無料プラグインのスタンドアロン版を活用

段階的アップグレード戦略

無料→有料への移行タイミング

アップグレードの判断基準

DAWソフトのアップグレード

  • タイミング: 無料版の制限が制作の妨げになった時
  • 優先順位: GarageBand→Logic Pro、Reaper試用→正式版

機材のアップグレード

  • 1st: ヘッドホン(音質向上の実感が最も大きい)
  • 2nd: オーディオインターフェース(録音品質の向上)
  • 3rd: MIDIキーボード(演奏表現力の向上)
  • 4th: モニタースピーカー(ミックス精度の向上)

まとめ:無料DTMでも本格制作は可能

2025年現在、無料のソフトウェアと低予算の機材だけでも、プロレベルの音楽制作環境を構築することが可能です。重要なのは、高額な機材ではなく、継続的な学習と実践です。

無料DTM成功のポイント

  1. 段階的導入: 必要に応じて機材を追加
  2. 無料リソース活用: 音源・エフェクト・学習材料
  3. コミュニティ参加: 情報交換と刺激
  4. 継続的学習: スキル向上が最も重要な投資

まずは無料のDAWソフトをダウンロードして、実際に触ってみることから始めましょう。お金をかけなくても、あなたの音楽的アイデアを形にすることは十分可能です!

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