「作曲に興味があるけど、何から始めればいいのかわからない…」「DTMって難しそう…」そんな悩みを抱えている初心者の方、ご安心ください!この記事では、音楽制作の経験ゼロからでも、DTMを使って自分のオリジナル曲を完成させるまでの道のりを、ステップごとに詳しく解説していきます。
音楽理論の知識がなくても大丈夫。必要なのは、「音楽が好き」という情熱と、少しの好奇心です。さあ、あなただけの音楽を生み出す冒険を始めましょう!
作曲の準備:必要な機材とソフトウェアを揃えよう
DTM(デスクトップミュージック)を始めるには、いくつかの機材とソフトウェアが必要です。ここでは、初心者でも手軽に始められる、必要最低限のアイテムを紹介します。
パソコン
DTMの中核となるのがパソコンです。WindowsでもMacでも構いませんが、ある程度のスペックが必要です。具体的には、以下のスペックを目安にしてください。
特徴
- CPU:Intel Core i5 以上、またはAMD Ryzen 5 以上
- メモリ:8GB以上(16GB推奨)
- ストレージ:256GB以上のSSD(高速な読み書きが可能なため)
- OS:Windows 10 以降、またはmacOS 10.15 以降
動画編集やゲームなど、他の用途でもパソコンを使用する場合は、より高いスペックが必要になることがあります。
DAWソフトウェア
DAW(デジタルオーディオワークステーション)は、作曲、編曲、録音、ミキシング、マスタリングなど、音楽制作の全てをパソコン上で行うためのソフトウェアです。無料のものからプロ仕様の有料のものまで、様々な種類があります。
初心者におすすめの無料DAW
使用例
- GarageBand (Mac/iOS): 直感的な操作性と豊富な音源が魅力。Macユーザーならすぐに始められます。Apple GarageBand
- Cakewalk by BandLab (Windows): 高機能ながら完全無料。プロレベルの機能も搭載しています。Cakewalk by BandLab
- Studio One Prime (Windows/Mac): 有料版の機能を一部制限した無料版。操作性が良く、初心者でも扱いやすいです。PreSonus Studio One Prime
まずは無料のDAWを試してみて、自分に合ったものを見つけるのがおすすめです。慣れてきたら、より高機能な有料DAWにステップアップするのも良いでしょう。

オーディオインターフェース
オーディオインターフェースは、パソコンとマイクや楽器を接続するための機器です。パソコン内蔵のサウンドカードよりも高音質で録音・再生できます。
初心者向けのオーディオインターフェースは、1万円〜2万円程度で購入できます。入力数や機能などを考慮して、自分に合ったものを選びましょう。
ヘッドホンまたはスピーカー
音を聴くためのヘッドホンまたはスピーカーも必要です。ヘッドホンは、周囲を気にせず作業できるため、初心者におすすめです。スピーカーは、より自然な音で確認できます。
ヘッドホンを選ぶ際は、モニターヘッドホンと呼ばれる、原音に忠実な再生ができるタイプを選びましょう。
MIDIキーボード(任意)
MIDIキーボードは、鍵盤を使って音符を入力するための機器です。必須ではありませんが、あると作曲の幅が広がります。特に、ピアノやキーボードの演奏経験がある方におすすめです。
作曲のアイデアを発掘しよう
機材とソフトウェアが揃ったら、いよいよ作曲のスタートです。しかし、「何から始めればいいのかわからない…」という方も多いでしょう。ここでは、作曲のアイデアを発掘するためのヒントを紹介します。
好きな音楽を分析する
まずは、自分の好きな音楽を徹底的に分析してみましょう。どんなジャンル、アーティスト、曲が好きですか?それらの曲の構成、コード進行、メロディー、リズムなどを細かく聴き込んでみましょう。
特徴
- 好きな曲のコード進行を調べて、真似してみる
- 好きな曲のメロディーを耳コピして、アレンジしてみる
- 好きな曲のリズムパターンを参考にして、オリジナルのリズムを作ってみる
日常生活からインスピレーションを得る
音楽のアイデアは、日常生活の様々な場面に隠されています。例えば、
使用例
- 美しい景色を見たときの感動
- 映画やドラマのワンシーン
- 小説や詩の一節
- 友人との会話
- 過去の思い出
など、心に残った出来事や感情をメモしておき、それを音楽で表現してみましょう。
鼻歌や楽器でメロディーを作る
思いついたメロディーを、鼻歌で録音したり、楽器で弾いてみたりしましょう。最初は短いフレーズでも構いません。それをDAWに取り込んで、少しずつ形にしていきましょう。
DTMで曲の骨組みを作ろう
アイデアがまとまってきたら、DAWを使って曲の骨組みを作っていきます。ここでは、一般的な曲の構成と、各パートの作り方について解説します。
曲の構成を考える
多くのポピュラー音楽は、以下のような構成になっています。
- イントロ(導入部分)
- Aメロ(物語の始まり)
- Bメロ(サビへの盛り上げ)
- サビ(曲の最も盛り上がる部分)
- 間奏(曲に変化をつける)
- アウトロ(曲の終わり)
もちろん、これに当てはまらない構成の曲もたくさんあります。まずは基本的な構成を理解し、それを参考にしながら、自分の曲の構成を考えてみましょう。
コード進行を決める
コード進行は、曲の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。まずは、基本的なコード進行(例:C-G-Am-Em-F-C-F-G)を参考にしながら、自分の曲に合ったコード進行を探してみましょう。
コード進行の参考になるサイト
メロディーを作る
コード進行が決まったら、それに合わせてメロディーを作っていきます。鼻歌で歌ったり、MIDIキーボードで弾いたりしながら、色々なメロディーを試してみましょう。
メロディーは、曲の顔となる最も重要な部分です。時間をかけて、納得のいくメロディーを作りましょう。
リズム(ドラム)を作る
リズムは、曲の土台となる重要な要素です。DAWには、様々なドラム音源が用意されています。それらを組み合わせて、自分の曲に合ったリズムパターンを作りましょう。
ドラムパターンは、曲のジャンルによって大きく異なります。ロック、ポップス、ジャズなど、様々なジャンルのドラムパターンを参考にしてみましょう。
ベースラインを作る
ベースラインは、曲の低音を支える重要なパートです。コードのルート音(一番低い音)を中心に、メロディーやリズムと調和するようなベースラインを作りましょう。
曲を肉付けしてアレンジしよう
曲の骨組みができたら、さらに音を重ねてアレンジしていきます。ここでは、アレンジの基本的なテクニックを紹介します。
楽器を追加する
ギター、ピアノ、ストリングス、シンセサイザーなど、様々な楽器の音色を加えて、曲に厚みと彩りを与えましょう。DAWには、豊富な音源が用意されています。
音色を調整する
各楽器の音色を調整することで、曲の雰囲気を大きく変えることができます。イコライザー(EQ)を使って音の周波数を調整したり、コンプレッサーを使って音圧を調整したり、リバーブやディレイなどのエフェクトを使って空間的な広がりを加えたりしましょう。
オートメーションを活用する
オートメーションとは、音量やパン(音の定位)、エフェクトのかかり具合などを時間軸に沿って変化させる機能です。オートメーションを活用することで、曲に動きと表情を与えることができます。
ミックスダウンとマスタリングで仕上げよう
アレンジが完成したら、最後にミックスダウンとマスタリングを行います。
ミックスダウン
ミックスダウンとは、各トラックの音量バランスや定位を調整し、曲全体のサウンドをまとめる作業です。各楽器の音がクリアに聴こえるように、丁寧に調整しましょう。
マスタリング
マスタリングとは、ミックスダウンされた音源を最終的な形に仕上げる作業です。音圧を上げたり、音質を調整したりして、様々な再生環境で最適なサウンドになるように調整します。
ミックスダウンとマスタリングは、専門的な知識と技術が必要な作業です。最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ慣れていきましょう。

完成した曲を発表しよう!
ついに、あなたのオリジナル曲が完成しました!完成した曲は、
- SoundCloudやYouTubeなどの音楽共有サイトにアップロードする
- SNSで友達にシェアする
- ライブやイベントで演奏する
- 音楽配信サービスを通じて販売する
など、様々な方法で発表することができます。あなたの音楽が、多くの人に届くことを願っています!
このロードマップが、あなたの作曲活動の第一歩となることを願っています。音楽制作は、試行錯誤の連続です。失敗を恐れずに、楽しみながら、自分だけの音楽を追求してください!