まさに今の自分がこれです
「弾いてみた作ったはいいけど」とか、「音源作ってみたけど」みたいなところで、結構つまづく方が多いのではないでしょうか
自分なりに現時点での解決方法を見つけたので、備忘録代わりに共有できればと思います
それではいってみましょ!
ギターの音がこもる原因
こもるには原因あるけど
ずっと引っかかってきました
「音作りがダメなのか、ミックスがダメなのか何が原因なのかわからない」
「あの弾いてみたの人の音源は音がクリアなのに、なんで自分のはこんなにこもるんだ!」
って思ってません?
特にメタルもののバッキングギターで、悩んでいませんか?
個人的には、メタル系の方が音作りが難しいので、こもりやすくなるのではないかと考えています
そして、その原因はやはり「そもそもの音作り、そしてその後のミックス」と考えてほぼ間違いないでしょう
つまり、全工程を間違えるとえらいことになるっていう話です
今、自分が使っている機材は、「GT1000」と「Amplitube MAX」のどちらかです
基本的には、GT1000がメインですね
んで、GT1000単体で聞くとめちゃくちゃ音はいいんですよ
だけど、例えばこの方
なんか、めちゃくちゃ音が良くないですか?
でも、GT1000でこの方のパッチをダウンロードしてレコーディングしてもなぜか同じ音にならない上に、なんかこもる、、、
同じ音色なのになぜ?って疑問に思ってました
GT1000での穴
GT1000では海外のギタリストが作成したパッチを無料でダウンロードができます
つまり、この音源と同じになる!と思えますよね?
しかし、いざレコーディングをするとこもるにこもる
単体で聞くとめちゃいい音なのに、ドラム、ベース、シンセ系など、曲として仕上げていくと最終的にギターがこもって何も聞こえないという状況になりました
ここから、ギターのミックス地獄が始まりです
完全に沼でした
いわゆる、ローカットや中音域を下げるなどといった手法を取りましたが、イマイチ音源っぽくならなくて、なんかダメ、、、
あれこれ手を出しましたが、結果が出ずにかれこれ同じ曲を1週間くらいミックスしてましたね(笑)
気づいたことは
なにより、高音域の抜け感とか、低音の「ズン」といったこういったものではなく根本的な何かが足りないと思いました
これは、ひとえに「真空管ぽさ」と言えばいいでしょうか?
これが足りないと
真空管ぽさを出すには
これが全てでしょうか
ということで、真空管ぽさが出るにはどうすればいいのか
答えがありました、こちらです
こちらの「ギター馬鹿チャンネル〜裕基〜」さんで紹介してありました、この動画に全てがありました
IRデータは「ケンパーマン」さんのサイトで入手可能です
このIRにパワーアンプのシミュレーターを入れると、より真空管ぽさが出るという代物です
これまでIRを使ってこなかったのですが、これを使ってから圧倒的に世界観が変わりました
この強みは
- 音が前に出る
- スタジオで聴くようなチューブ感が得られる
逆にデメリットとしては
- 低音が強くなり過ぎる
- 高音域も同時に強くなるため、EQで調整が必要
解説すると
①低音が強くなりすぎる
ブリッジミュートをするとクリップするレベルで急に低音が出ます
そのため、音量を下げると同時に100Hz付近のEQをカットする必要があります
②高音域も同時に強くなるため、EQで調整が必要
低音と同様にアンプのタイプによっては、キンキンするレベルで凶悪です
そのため、ハイカットを耳がキンキンしないレベルで調整していく必要があります
ただ、上記はミックス時にもやることなので、事前にEQ調整しておけば、ミックスもほぼいじることがなくなります
ミックスする上で注意することは
最後にミックスする上での注意は
- EQにてドラムとベースが被らないようにカットをする
- 高音域がキンキンするようであれば、積極的にカットを重ねる
- コンプは不要かと、EQのみで調整をしていきます
以上でしょうか
とにかく、メタルを弾く人、メタル以外でカッティングなんかでも、低音が「ズンっ」って欲しいかたは必見です
これで、音がこもることもほぼ、無くなるので、積極的にDTM活動していきましょう!